家庭・育児

SIDS対策体動センサー「スヌーザヒーロー」とは?ママの安眠に

生まれたばかりの赤ちゃんはとっても静かに眠るので、ときどき不安になることはありませんか?

寝ている間に呼吸が止まってしまったらどうしよう……
さっき飲んだミルクが喉に詰まるんじゃないかな……
いつのまにかうつ伏せになって、そのまま窒息したらと思うと、不安で眠れない!

産後のママは精神的に不安定で、何かと不安になりやすいもの。

小さくかよわい赤ちゃんを見ていると、心配になる方はとても多いです。

今回は、そんなママの不安を解消できるグッズ「スヌーザーヒーロー」をご紹介します。

 

私が実際に9ヶ月間使用した実体験も併せてお届けするので、参考になれば嬉しいです。

スヌーザヒーローとは

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは

まずはじめに、乳幼児突然死症候群(SIDS)について簡単にお話しします。

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、それまで元気だったはずの赤ちゃんが、何の前触れもなく死んでしまう症状を指します。

最近は母子手帳をもらう際、自治体から軽く説明が入るところもあるので、ご存じの方も多いかと思います。

厚生労働省が作成した「乳幼児突然死症候群(SIDS)診断ガイドライン」による定義は以下のとおり。

【定義】
それまでの健康状態および既往歴からその死亡が予測できず、しかも死亡状況調査および解剖検査によってもその原因が特定されない、原則として1歳未満の児に突然の死をもたらした症候群。

簡単に言うと、1歳未満の赤ちゃんが原因不明で死んでしまうことの総称ということですね。

対策として自治体から勧められているのは、以下の方法です。

  • 赤ちゃんを仰向けで寝かせる
  • 煙草を吸わない
  • できるかぎり母乳で育てる

ただし、これらも確実に原因として特定されているわけではないので、気休めにすぎません。

私たちにできるのは、赤ちゃんの異変に気づき次第、素早く対処をすること。

それしか無いのです。

とはいえ、パパママも人間である以上、四六時中赤ちゃんに張り付いているわけにもいきませんよね。

特に夜はきちんと睡眠をとらなければパパママが倒れてしまい、赤ちゃんどころではなくなってしまいます。

ところが厄介なことに、乳幼児突然死症候群は、赤ちゃんが眠っているときにもっとも発症しやすいのです。

【疾患概念】
主として睡眠中に発症し、日本での発症頻度はおおよそ出生6,000人~7,000人に1人と推定され、生後2ヶ月から6ヶ月に多く、稀には1歳以上で発症することがある。
えっ……じゃあ、私が眠っている間にこの子が死んでしまうかもしれないってこと?

そういうことになりますね。

そんなの絶対にイヤ! こうなったら旦那と交代で毎晩見張るしかない!

いえいえ、そんなつらい思いをする必要はありません。

そんなときに役立つのが、この「スヌーザヒーロー」なのです。

スヌーザヒーローとは

スヌーザーヒーローは赤ちゃんのオムツに挟むことで、きちんと呼吸しているかを監視してくれるセンサーです。

外国産ですがAmazonで販売しているものは日本の会社を経由しての発売なので、箱や取扱説明書がすべて日本語なのも安心ですね。

では、その働きをくわしくご紹介します!

スヌーザヒーローの働き

その働きは大きく2つに分けられます。

① 15秒間呼吸が止まると、軽く振動して赤ちゃんを刺激。
② その後5秒間呼吸が止まると、アラームを鳴らして警告。

呼吸の有無は赤ちゃんのお腹がゆっくりと上下しているかどうかによって判断しています。

15秒呼吸が止まった段階で赤ちゃんを刺激するのは、レム睡眠(深い眠り)中に呼吸を止めた赤ちゃんが、刺激で軽く目を覚ますことで呼吸を再開する場合があるからです。

ママのお腹から出てきたばかりの赤ちゃんは、羊水の中にいた頃の記憶が色濃く残っています。

そのため、肺で呼吸することをうっかり忘れてしまうことも珍しくないのだとか。(助産師さんからこの話を聞いたときは苦笑いしてしまいました……。)

刺激しても呼吸が戻らない場合に鳴る警告アラーム音は、普通の大人なら間違いなく目を覚ます大きさです。

また、アラーム音のほかに、呼吸にあわせて「ピ、ピ、ピ……」と小さな音を鳴らすことも可能です。

こちらの音量は無音含めて四段階に調節できるため、赤ちゃんの呼吸の音を耳で確認することもできますね。

スヌーザヒーローの注意点

注意点としては、スヌーザヒーローは乳幼児突然死症候群を防ぐグッズではないということです。

もちろんスヌーザヒーローをつけることで、結果としてパパママが素早く対処でき、赤ちゃんの命が救われることもあるでしょう。

しかし、対処をしたところで100%助かるとは決して言い切れません。

また、スヌーザヒーローの効果を過信するあまり、赤ちゃんを長時間ひとりにしてしまう危険性も指摘されています。

スヌーザヒーローをつけていたが故に、防げるはずの事故を逆に引き起こしてしまう可能性もありうるのです。

この点だけは購入前に、重々理解しておく必要があると思います。

実際にスヌーザヒーローを使用した感想

私は娘とともに退院したちょうど1ヶ月後から、スヌーザヒーローを使い始めました。

その感想を参考までにまとめてみましたので、ぜひご覧ください。

なお、今回スヌーザヒーローを使用した赤ちゃん、つまり私の娘のデータは以下のとおりです。

性別      女の子
出生体重    2,450g
退院時体重   2,300g
黄疸などの異常 なし

このとおり、私の娘は低体重ギリギリアウトのラインで生まれています。

2,300gで退院させられたのは、おそらく当時ほかに危険な状態の赤ちゃんがたくさんいたからでしょう。(県で一番大きな病院でした。)

以上のデータを前提に体験談を読んでいただけると、よりイメージがしやすいかと思います。

重さは感じないらしく、ノーリアクションな娘

スヌーザヒーローは重さがわずか31g。

持っているんだかいないんだかわからないほどの超軽量です。

とはいえ、生まれたばかりの赤ちゃんにしてみたら、窮屈に感じるくらい重たいんじゃないのかな……。

そう心配していましたが、試しに取り付けても娘はうんともすんとも言いませんでした。

お腹の上で「ピッ、ピッ」と音が鳴っていても、呼吸の度に緑のライトが点滅しても無反応。

もっと嫌がったり泣かれたりすることを覚悟していたのですが、そんな心配はいらなかったようです。

装着は慣れれば簡単

我が家での装着方法ですが、

  1. お風呂上がりに新しいオムツを履かせる
  2. オムツにスヌーザヒーローを装着し、ボディクリームを塗る
  3. 服を着せてベッドに連れて行き、ミルクを飲ませる
  4. 服の上からスヌーザヒーローをスイッチオン
  5. 電気を消しておやすみ

毎日このように行っています。

スヌーザヒーローのボタンは押しやすく、本体が見えなくても簡単に操作できます。

スイッチを入れたまま装着しようとすると、もたもたしている間にアラームが鳴ってしまうこともあるんですよね。

部屋が真っ暗でも手探りでスイッチを入れることもできるので、使い勝手はかなり良いと思いますよ。

最大の効果はママの安眠

スヌーザヒーローを買って一番よかったのは、私が夜に落ち着いて眠れることです。

妊娠中から乳幼児突然死症候群の話を読みあさっていた私は、

ヨウ
ヨウ
私が眠っている間に娘が死んでしまったらどうしよう……。

朝起きたとき冷たくなっていたら……

と、まだ生まれてもないのに不安で不安で眠れない夜を過ごしていました。

(今思うと産前のホルモンバランスの影響で精神が不安定だったんでしょうね。)

しかしスヌーザヒーローを取り付けるようになってからは、

ヨウ
ヨウ
これなら何かあってもすぐに救急車を呼べる! よし寝よう!

と、いくらか前向きな気持ちで眠りにつけるようになったのです。

不安で怯えながらいつのまにか寝落ちするのと、リラックスした気持ちで眠りにつくのとでは、睡眠の質が大違いです。

スヌーザヒーローを使用することは、赤ちゃんを守るためというのもありますが、それ以上にママの心を守ることに繋がっていたのです。

購入を決めていなければどんな精神状態になっていたのだろうと思うと、今更ながら空恐ろしい気持ちになりますね(笑)

スヌーザヒーローは誤作動が多い?

生後1ヶ月頃は誤作動多め

「スヌーザヒーローは誤作動が多い」とは言われていましたが、確かに生後1ヶ月頃はよくピーピー鳴っていました。

その理由は単純です。

娘があまりに痩せているため、お腹の上下を感知するセンサーが浮いてしまい、正しく監視できていなかったのです。

スヌーザヒーローは赤ちゃんのオムツに取り付けるのですが、低体重で生まれた赤ちゃんはどうしてもオムツがぶかぶかでズレやすいもの。

ほとんど身動きをしないとはいえ、自然とセンサーが浮き上がり、すやすや眠る娘を無意味に起こしてしまうことがよくありました。

オムツを折り畳めば多少マシになったのですが、それでもやっぱり鳴るときは鳴ってしまいます。

ヨウ
ヨウ
でも、鳴るってことは機械が正常に動いている証だし、死んでしまうよりずっとずっとマシ!

それでもこんな風にポジティブに考えられるようになっていたので、やっぱり買ってよかったのだと思います。

うつ伏せ寝が増える3ヶ月以降は必須アイテム

最初に少し触れたように、乳幼児突然死症候群の原因のひとつに「うつ伏せ寝」が挙げられています。

ほとんど身動きしない2ヶ月頃までは気にする必要はなかったのですが、娘が寝返りを覚えてからはもう大変!

昼だろうが夜だろうが、ちょっと目を離した隙にパタンとうつ伏せになってしまっているのです。

特に夜はうつ伏せじゃないと眠れなくなってしまったらしく、仰向けに戻すたびにコロンとされる始末。

このときは本当に、スヌーザヒーローの存在に助けられました。

赤ちゃんがスヌーザヒーローを覆い隠すようにうつ伏せになっていても、アラーム音はきちんと響きます。

ヨウ
ヨウ
私が眠っている間に娘がうつ伏せになっても、何か異変があれば音が鳴る!

そう思うと、多少安心して眠ることができました。

【まとめ】パパママの安心が15,000円で買えるなら安い!

以上が、私が実際にスヌーザヒーローを使用した上での感想になります。

乳幼児突然死症候群は、いつ誰の身にふりかかるかわからないもの。

大人たちは何の抵抗もできず、ただ震えて待つしかできないのが現状です。

でもスヌーザヒーローがあれば、とりあえず「朝起きたら冷たくなっていた」という悲劇は防ぐことができます。

なにより私は安心して眠れるようになりました。

それだけでもこのグッズの価値は大きいと思います。

現在娘は9ヶ月になり、体も大きく強くなりましたが、やっぱりスヌーザヒーローなしの夜は考えられません。

不安になりがちな産後のパパママにおすすめしたい、最高のアイテムのひとつです。

 

スヌーザヒーローを購入した場合は、説明書をよく読み、きちんと理解した上で使用しましょう。
正しい使い方をしなかったために、かえって不幸を招いてしまうことのないよう、お願いします。